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コラム2026年10月13日

無名のブランドは、最初に誰へ届けるか。

無名の商品を、最初に誰へ届けるか。国内での開発の共有と海外での実演動画から、応援・期待・購入への反応をいただいた経験を通じて、売れる条件を見つける当社の考え方を綴ります。

無名のブランドは、最初に誰へ届けるか。

コラム|開発を見せ、最初の「欲しい」を集める

新しい商品をつくっても、無名のブランドを最初から探してくださる方は、ほとんどいません。

私たちが開発していたのは、競技用品を自分できれいに仕上げるための、小さな道具でした。便利になりそうだとは思う。しかし、どれだけの方が必要としてくださるのかは、まだ分かりません。

そこで大切になったのが、「どう宣伝するか」の前に、「最初に誰へ届けるか」を考えることでした。

完成品だけでなく、開発の途中を見せる

国内のSNSでは、試作品の実演や開発の様子を継続して公開しました。

うまく実演できなかった場面もあります。使い方の説明が足りず、改めて解説が必要になったこともありました。試作や部品の準備が進んだこと、次に確かめたいことも、その都度伝えていきました。

アンケートで意見を伺い、協力してくださる方の活動も紹介しました。

そこでは、大きな再生数だけで測れないやり取りが生まれました。使い方への質問や、改良につながる意見、協力の申し出です。

開発を見ていただくことは、完成前から価値を確かめる機会にもなりました。

まだ完成していない商品に、声を寄せてくださった方々

開発の途中から、使い方を一緒に考えてくださる方、試作品に意見をくださる方、技術やデザインで力を貸してくださる方がいました。

まだ完成していない商品に関心を持ち、ご自身の時間を使って関わってくださった。そのことに、深く感謝しています。

うまく実演できなかった場面や、説明が足りなかったところにも、声を寄せていただきました。そうしたやり取りが、改良の手がかりになると同時に、もう一度試してみようと思える力になりました。

成功が分かっていたから進めたわけではありません。応援や期待を寄せてくださる方々がいたから、次の一歩を踏み出せたのです。

この支えがなければ、私たちは製品化へ進めなかったと思います。

海外では、使う場面から反応が返ってきた

一方で、海外の競技コミュニティや短尺動画のSNSにも、試作の実演動画を公開しました。

商品の価値を、長い説明を読む前に見て分かっていただける形です。道具を使って仕上げる場面は、言葉が違っても伝わる部分がありました。

動画は数十万回再生され、海外のコミュニティでも多くの方に見ていただきました。しかし、私たちにとって特に大きかったのは、再生数そのものよりも、「どうやって買えるのか」という声でした。

必要としている方が、日本の外にもいる。その反応は、製品化と海外販売を考えるための、具体的な手がかりになりました。

反応の違いから、次に進む条件を考える

国内での対話は、使い方や改良を考える支えになりました。海外での実演は、商品を必要としている方がどこにいるのかを知る機会になりました。

同じ商品でも、伝える場所と見せ方によって、返ってくる反応は異なります。

「面白そう」と言っていただくことと、実際に購入していただくことの間にも、距離があります。次には、価格やお届けの条件を示したうえで、申し込んでいただけるかを確かめる必要がありました。

こうして、いただいた声を改良に活かしながら、予約販売と製品化へ進む準備をしていきました。

反応を集め、その先をつくる

発信を続けること自体が目的ではありません。

誰が困っているのか。何を見せると価値が伝わるのか。寄せられた声から何を改善し、どうすれば購入していただけるのか。

私たちは、こうした問いを一つずつ確かめながら、製品化へ進みました。応援や期待を寄せてくださった方々がいなければ、その一歩は踏み出せませんでした。

たっきゅんが事業のお手伝いで大切にしているのも、この順番です。お客様の反応から売れる条件を見つけ、集客から購入までの流れを整える。そのために必要な発信と、販売の仕組みを一緒に考えています。


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