問い合わせフォームに営業メールばかり。会員登録から始める相談窓口という選択
営業メールに埋もれる問い合わせ窓口を、会員登録・相談フォーム・マイページでのやり取りへ。たっきゅん自身のAdWell GO導入を例に、設定の順番と、本来のお客様が相談しやすい入口づくりを紹介します。
問い合わせの通知が届くたびに開いてみると、制作や広告運用の売り込みだった。本来のお客様からの相談が、その中に埋もれてしまう。たっきゅんのWEBサイトでも、営業メールが目立つ状態がありました。
そこで今、当社ではAdWell GOを使い、会員登録から相談を始める窓口に取り組んでいます。目指しているのは、メールの確認に追われる時間を減らし、事業の相談を受け止め、その後の見積もりややり取りまでつなげることです。
窓口の先に、相談を進める場所を用意する
当社の流れは、次の3段階です。
会員登録・ログイン
お問い合わせページで相談の流れを案内し、登録・ログインへ進んでいただきます。事業の状況と、困りごとを送る
法人名、WEBサイトやモールの状況、広告、外部との契約などを伺います。希望予算や開始時期は未定でも相談できます。マイページで、相談と見積もりを進める
確認したいことをメッセージでやり取りし、ご依頼の内容と費用をすり合わせます。次の相談でも、同じ窓口を使えます。
会員登録を挟むと、一括送信しやすい匿名フォームとは手順が変わります。ただし、登録制だけで営業目的の連絡を完全に防げるわけではありません。減らしたいのは不要な対応であり、大切なお客様の相談は受け取りたい。その両方を考えて設計しています。
登録前に、知りたいことが分かるか
初めて訪れた会社のサイトで、いきなり「登録してください」と言われたら、ためらう方もいるはずです。何を相談できるのか、予算はどの程度か、登録した後に何が起こるのか。先に分かることが必要です。
当社でも、支援内容や事例を公開し、広告の自走支援については料金と支援範囲を登録前に確認できるようにしています。初回の相談で完成した仕様書を求めることもありません。目指す状態と、いま止まっているところから一緒に整理します。
AdWell GOで組み立てるなら、まずこの順番で
当社が設定した内容を、導入の出発点としてまとめます。
相談の受け皿をつくる。
商品・サービスの「見積もり」メニューを用意し、「見積もり依頼にログインを必須にする」を設定します。初回に必要な質問を決める。
相談用フォームを用意してメニューに紐づけます。当社では法人名と相談内容を必須にし、予算・開始時期は任意にしました。何でも必須にせず、回答しやすさと初回の情報量を調整します。マイページのやり取りを整える。
メッセージと見積もりを使えるようにし、社内でも誰が相談を確認し、誰が回答するかを決めます。サイトの入口をつなぐ。
お問い合わせページから、ログイン後に相談へ進めるリンクを置きます。既存会員にはマイページへ進む導線も用意します。お客様の立場で試す。
登録、相談の送信、返信の確認、見積もりの閲覧までを確認します。スマートフォンでも迷わず進めるかを見ます。
営業メールが減っただけで、成功とは決めない
これは当社でも始めたばかりの取り組みです。削減率や相談件数への効果は、これから検証していきます。
確認するのは、営業目的の連絡数、確認・返信にかかる時間、そして本来のお客様からの相談が届いているか。登録で止まる人が多ければ、説明や質問数、入口の置き方を見直します。件数だけでなく、相談を前に進められたかを見たいと考えています。
小さな窓口改善から、事業の流れをつなぐ
会員登録制への変更は、取り組む範囲を絞りやすい改善テーマです。問い合わせを受けて終わる窓口から、相談、見積もり、その後の取引へつながる窓口に育てられます。
考え方と設定の進め方は、こうして公開していきます。ご自身で取り組みたい方は、まず「登録前の説明」「必要な質問」「返信する場所」の3点から整理してみてください。設定や既存サイトへの反映に手が回らない場合は、その部分を区切ってご相談いただけます。対応範囲と費用は、ご依頼前に確認します。
