リマインドから、実施・報告の習慣へ。「デキタヨ」を公開しました
リマインドをきっかけに、仕事の実施と報告を繰り返す習慣を支えるアプリ「デキタヨ」。自社の出荷業務で行った工夫と、仕組みだけでは支えきれず、AIを一部に活用した自動化へ切り替えた経験を紹介します。
合資会社たっきゅんは、リマインドをきっかけに、仕事の実施と報告を繰り返す習慣を支えるアプリ「デキタヨ」を公開しました。
決まった時間にやることが届く。作業を実施し、終わったことを報告する。そして、次の日も同じ流れに取り組む。デキタヨは、この積み重ねを支えるための仕組みです。
自社でも実際に使い、機能を改善してきました。その一方で、アプリだけでは本質的な支えに足りず、業務そのものを自動化する判断に至った経験もあります。今回は、その両方をお伝えします。
「思い出す・実施する・報告する」を、日々の流れに。
毎日、毎週、決まったタイミングで行う仕事。実施することに加えて、終わったことを周囲に伝えるところまで、継続できる形にしたい。そのために、普段使うチャットへリマインドとチェックリストを届けます。
仕事・時間・担当者を設定する。管理者が、繰り返し取り組む仕事と手順を用意します。
決まった時間に、リマインドが届く。担当者は、チャットに届いたチェックリストから、そのときに取り組む仕事を確認します。
実施した項目をチェックする。作業を一つずつ進め、終わった項目を押します。
完了を報告し、次の実施につなげる。「できました」の記録を残し、同じ流れを繰り返します。
ボタンで報告できる操作も、この流れを続けやすくするためのものです。中心にあるのは、リマインドから実施、報告までを習慣として積み重ねることです。
自社の出荷業務で使い、休日機能や工程を追加しました。
当社でも、社員の特性に合わせた仕事の支え方を考えるなかで、デキタヨを報告管理に使いました。対象は、日々の出荷指示書の作成と、取引先への送信業務です。
実際に使うと、最初に用意したリマインドや手順だけでは足りないことが見えてきました。
休日にも作業をしてしまうことがある。働く日を前提にリマインドを届けられるよう、休日機能を追加しました。
必要な工程が抜けてしまう。チェックリストへ工程を追加し、確認する手順を見直しました。
運用しながら、その場で見えた課題を機能と手順に反映していきました。起きて作業に取り組めた日は、作業漏れが減り、本人の自信にもつながりました。ここには、仕組みで支えられた部分がありました。
それでも、本質的な支えには足りませんでした。
一方で、依頼した時刻に、そもそも起きられないという状況もありました。Discordからの通知では、その段階の支えとしては不十分でした。生活リズムの改善には至りませんでした。
起きて取り組めた日の作業を支えることと、仕事を始められる状態を支えること。このケースでは、その両方が必要でした。デキタヨで一部の変化があっても、本人を本質的に支えるには足りなかった、というのが当社の実感です。
最終的には、この作業をその担当者が続けるという前提を見直しました。出荷指示書の作成・送信業務を、AIも一部に活用した自動化の仕組みへ置き換えました。
ここでAIを使ったのは、ヤマトのシステムで住所エラーが出た際の、住所データの書き直し処理です。業務を自動化するなかで、途中で止まる例外への対応にAIを活用しました。
習慣化を支える仕組みを工夫すること。そして、作業自体を見直すこと。このケースでは、その両方が必要でした。
現場で使い、仕事の任せ方まで見直す。
私たちは、デキタヨを使い続けてもらうことよりも、現場に合う仕事の進め方をつくることを大切にしたいと考えています。
人が繰り返し取り組む仕事なら、思い出し、実施し、報告する流れを支える。運用しても合わない部分が残るなら、手順、担当、あるいは自動化する範囲から考え直す。
たっきゅんは、自社で使った経験をもとに、業務の流れを設計し、必要な機能をつくり、運用しながら改善してきました。今回も、休日機能や工程の追加だけで終わらず、自動化への切り替えまで行っています。
できたことと、支えきれなかったことの両方から、次の仕組みを考える。その姿勢を、デキタヨでも、個別のシステム開発でも大切にしていきます。
まずは、一つの繰り返し作業から。
デキタヨはDiscord・Slack・LINEに対応しています。清掃、開店・閉店、定期的なバックオフィス業務など、日々の実施と報告を続けたい仕事から利用できます。
チェックリスト2件までの無料プランと、1チャット組織あたり月額980円(税込)のスタンダードプランを用意しています。利用枠や機能の違い、30日間体験の条件は公式サイトをご確認ください。LINE版は自社のLINE公式アカウントが必要で、LINE公式アカウント側の料金は別途発生する場合があります。
日々の仕事がどこで止まり、何を仕組みに任せるとよいか。たっきゅんでは、実際の業務に合わせた設計・開発と、運用後の継続改善に取り組んでいます。
